「つい」というか、「ふと気が付いたら」というか、ほんの軽い気持ちで手に取ってしまったスタンプ帳。
現在、JRが行っている「機動戦士ガンダム・スタンプラリー」なのであるが、「ま、スタンプ帳タダだし、とりあえず」という、わりと消極的なノリではじめてしまったくせに当初の目標の7個を早々に集め終えてしまった。
まさかこんな水面下のプロジェクトに、助っ人が現れるとは思わなかった。昨日、自分の定期券では手に入れることができないスタンプが4つも追加されたのである。さすがはSNS時代(違う)。
自分自身はそれほど興味のないスタンプ帳に、一晩で4つもスタンプを押してくれるような面白い大人がいてくれてよかった。
それはそれとして、スタンプの数が増えていくと「もっと埋めたい」と思ってしまう効果がスタンプ帳にはあるようで、この不思議な征服欲に取り憑かれた僕は、ふと気付くと電車の路線図をながめたりしているのである。
次の賞品をもらうために集めなければならないスタンプの数は39。いきなりずいぶんとハードルが上がるものだ。
ちなみに、次にもらえる賞品自体には興味はない。
ただ、スタンプが押したいのだ。