平熱通信

妄想癖、心配性、よそみがち。

2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧

短期的フレンチトースト・アディクト。

会社最寄り駅のパン屋で買ったフレンチトーストがいい。 パン部分はバゲットになっていて、お値段は200円弱。 改札に向かう途中でふとそういうものが売られていることに気付き、なんとなく買ってみたのだがこれがなかなか美味い。 人生観が変わったとか、も…

華麗なる休暇。

古い友人数名と神保町でカレーを食べようということになり、その話題が出たのはもうけっこう前の話なのだが、ふと思い返すと、なぜカレーを食べることになったのか、まったく思い出せない。いつもこのメンバーで集まるときはテキトーに居酒屋に入るのである…

会社でスマートフォンを使うときに注意すること。

それは主に会社で見かける光景で、その時、人は自席でうつむいている。 視線は机上に向かっているのかというとそうではなく、机の端と自分の胴体の中間くらい、つまりは机と身体の間のわずかな隙間にそそがれている。 真下を見るほど首を曲げると、そのシル…

もうひとつの。:『ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン・ハイエボリューション』のこと。

テレビシリーズ『交響詩篇エウレカセブン』第48話「バレエ・メカニック」を観るたびに僕は泣いてしまうのだ。 どうやらこの物語には僕が泣いてしまうスイッチをオンにする要素がずらりとそろっているようで、実験的にこの48話を2回連続で観たことがあるのだ…

朝の犯罪被害妄想。

朝6時台を早朝というべきかどうか、僕にはよくわからない。 ある人にとっては普通に活動している時間帯だろうし、また別のある人にとっては、睡眠というイベントの最終段階で、アンコールを求めている時間帯になるかもしれない。 ちなみに、僕にとって6時…

夜のメロディ。

自宅最寄り駅のひとつ手前の駅から歩いて帰る。 日頃の通勤にちょっとした運動的な要素を取りいれて、健康に気を使っている風を装いたい、という気分もないではないが、どちらかというと、単に歩きたくなって、なんとなく歩く、という、それを理由といってい…

トイプードルは目をそらす。

一時期左前足を使わなくなっていた我が家の愛犬は、結局のところ病院に行った次の日くらいには4本足ドッグに復活し、その後はこれまで通り傍若無人にふるまい、あまりにもやんちゃが過ぎて飼い主にぎろりとにらまれた瞬間「おまえは新房昭之監督作品か」と…

時短で低カロリーでリーズナブルでバズな究極ランチとは。

スーパーで売っているいわゆるカット野菜、もう少し細分化するとキャベツの千切りを透明な袋に入れて売っているようなアレ。 うちの近所のスーパーでは千切りキャベツや、それにこれまた千切りのニンジンやたまねぎなどもブレンドしてサラダっぽくしたものや…

聞けなかった言葉と「あえて」の尼神インター。

会社から帰り、ワイシャツを脱いでいると、娘が話しかけてきた。 「晩ごはんの後、ちょっと聞いてほしいことがあるんだ」とのこと。 いつになく神妙な様子で、その表情からは「ちょっと聞いてほしいこと」の意味合いが読み取れない。 夕食の後、ということは…

ひと目だけでも見てみたい。

昼休みが終わり、最上階にある休憩コーナーから自席のあるフロアに降りる階段をてくてくと歩いているとき、前を行く女の子ふたりの声が耳に入ってきた。聞き耳を立てたわけではない。彼女たちの声が大きいのだ。 彼女たちの話の内容を要約すると、あるフロア…

はたらかない細胞。

朝、喫茶店でモーニングのゆで玉子を食べていて、ふと、僕がこの世で一番好きな玉子料理はゆで玉子なのではないか、という疑問、というか、可能性の獣が頭の中を駆けめぐり、どこかへと去っていった。 厳密にいえば、一番好き、というのはちょっと違うかも知…

トイプー女子は前のめり。

急に左前足を使わなくなった我が家の愛犬であるところのくり(トイプードル。女子)については、医者の眼力をもってしても「筋を痛めたか、それともネンザか、そのあたりでここはひとつ」という、ややあいまいな判定しかできなかったようだ。 レントゲンの結…

定時退社とぴょこぴょこドッグ。

ウチには犬が一匹いて、彼女(女の子なのだ)の名前はくり、という。ちなみに名前を付けたのは僕で、目がくりくりとしているというのがその由来だ。マロンのほうの「くり」にちなんだわけではなにのだが、毛の色はちょっと近いかもしれない。より正確にいえ…